東京都交響楽団 プロムナードコンサートNo.396
©Tokyo Metropolitan Symphony Orchestra

東京都交響楽団 プロムナードコンサートNo.396

2022年3月19日(土)サントリーホールにて開催、東京都交響楽団 プロムナードコンサートNo.396の公演記録とレビュー/コメントのアーカイブページです。

公演日(初日) 2022年3月19日(土)  14時00分開演
会場 サントリーホール
出演 指揮:アラン・ギルバート
ピアノ:清水和音
管弦楽:東京都交響楽団
演目 バルトーク:「中国の不思議な役人」組曲 op.19 Sz.73
リスト:ピアノ協奏曲第1番 変ホ長調 S.124
コダーイ:組曲「ハーリ・ヤーノシュ」  
参照サイト
東京都交響楽団公式サイト。コンサートスケジュール、チケット、オーケストラの紹介やプロムナードコンサート No.396のご案内。
www.tmso.or.jp

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らむーど

2022年3月19日 東京都交響楽団 プロムナードコンサートNo.396@サントリーホール大ホール

~小田桐寛之&南山華央倫&松岡陽平の卒業に寄せて~

皆様、ごきげんようm(__)m上記の演奏会に伺ってレビューを書かせてもらいます、らむーどと申しますm(__)m

都響の「プロムナードコンサート」に伺う事は2009年のドリアンウィルソン指揮のもの以来となりましたが(^-^ゞ今回はバルトークの「中国の不思議な役人」(当日は20分位にカットされた組曲版ですね(^-^ゞ)をオケの実演で聴きたいと思って(^-^ゞ予約しようとした時も今回はお陰様で1階席のもしSS席を設けようとすると必ず該当するエリアの所が空いていて購入した事が動機でしたが(^-^ゞ正直に書くと曲そのものを聴きたかった気持ちが強かったので指揮者自体は余程嫌いな指揮者でない限りは誰でも問わなかったのですが(^-^;ご承知の通り当初の出演予定だった桂冠指揮者エリアフインバルが新型コロナウイルスの陽性反応を受けて来日が出来ずに首席客演指揮者アランギルバートが代役で出演となりましたが、やはり正直に書くとインバルの代役でアランが出来るというのは全く遜色がない感じで(゜ロ゜;例えばN響でも首席指揮者がパーヴォヤルヴィからファビオルイージにバトンタッチするというのももの凄いリレーだなあと思いますが(゜ロ゜;この時に先日に広上淳一先生指揮日本フィルの演奏会のレビューも書きましたが(^-^ゞその演奏会の開演前にプレトークがあって(^-^ゞ広上先生も登壇された際に「現在の日本のオケは世界レベルと遜色がない」と言われた事があって思い出しましたが(^-^ゞその日本フィルも素晴らしくて(*≧∀≦*)先のように都響やN響もやはり「質が高い外国人指揮者」によって演奏力が向上していったというものもあるかと感じて(*≧∀≦*)今回のインバルからアランというのも「世界レベルのリレー」で「世界レベルの音楽」を聴けたと感じますよね(*≧∀≦*)そして、この事も多くの皆様がご存知だと思いますが(^-^ゞ首席トロンボーンの小田桐寛之さんが「都響の団員」としての出演が最後の演奏会だったのですが(ToT)当日に立ち会わせてもらえて本当に深く御礼を申し上げたい気持ちで(*≧∀≦*)「卒業」に相応しくて「都響の歴史」にも深く刻まれるような素晴らしい演奏会でしたね(*≧∀≦*)

表現面では、少し小田桐さんやインバルの事を絡めたものになりますが(^-^ゞアランがこの演奏会に臨むにあたって今回の「インバルのプログラム」をそのまま引き継いだ訳ですが(^-^ゞアラン自体でも以前に昨年(2021年)7月の演奏会でもレビューを書きましたが(^-^ゞ「明るく終わりたい」というアプローチがあったと感じて(^-^ゞ今回の当日の演奏会でもそのアプローチはありますが(*´ω`*)ありつつも「インバルのアプローチ」も聴けた感じで(*≧∀≦*)やはり先のようにプログラムを組み立てた事が理由の一つでもありますよね(^-^ゞそれらの時にその「インバルのアプローチ」において今回の「プロムナードコンサート」という意味を自然に考えようとした時に「道」という事を感じたのですが(^-^ゞやはりその時に「プロムナード」というのは「散歩道」という訳の意味の筈ですが(^-^ゞこの事を考えられた時にインバルは上手くプログラムを作ったなと感じて(*≧∀≦*)同時にアランの凄さも感じたのですが(゜ロ゜;先の通りにそのまま引き継いだという事がそれらの事を感じ取れたから(もっとも、アランの中で指揮が出来そうな曲等ではあったかもしれないですが(^-^;)曲を変えなかったという事はあったとは思いますね。その「道」という事においては、「人間」であれば一人一人が全く異なるものが故に「各々の道」というものがあって、小田桐さんでも例外ではないという事が言えますよね。でもその「各々の道」が「完璧の一片」でもあるという事も言えて(^-^ゞそれはなぜかというと「地球」というのは「色々なつながり」で成立しているものだと思うからですね。更に「散歩道」という言葉を考えた時に俺達は残念ながら「死」というものは来るとは思うのですね(ToT)でも「地球」自体を「散歩道」と考えた時に救われるものがあるかと思って、とにかく「散歩道」、「道」という言葉での更なる発見につながるものがあって(*≧∀≦*)本当に素敵なプログラムだなあと思いましたよね(*´ω`*)

演奏面では、アランが指揮をするととりわけ管楽器が「ジャズ」のような音色になると気付いて(*≧∀≦*)やはりアランは「アメリカ人」だよなあと感じさせてくれましたよね(^-^ゞ先の「中国の不思議な役人」でも特に最後が格好よくて(*≧∀≦*)全ての曲でも名演が故に豊かな気持ちにさせてくれて感無量ですよね(*≧∀≦*)それから、ピアノの清水和音さんもアンコールも含めて最高でしたが(*≧∀≦*)比較的硬めで生真面目な音色感がある清水さんの演奏にはサントリーホールがよく合っていたと感じましたが(*≧∀≦*)それはなぜかというとサントリーホール等の残響が長いホールだと引き締め気味に演奏しないと音の輪郭がぼやけがちになるので、清水さんの演奏だとリズムとしてもよく引き締まっていて明確で気持ちよかったと感じたからですね(*´ω`*)

終演後はリスナー達の拍手が鳴り止まずに本来だと流れとしてはアランのクラシック通でいう所の「一般参賀」になると思いましたが、アランが謙虚な姿勢からか出て来ずにそのままステージ上に残っていて多くのプレイヤー達に握手を受けていた小田桐さんの「一般参賀」状態になって(*≧∀≦*)リスナー達が総立ちになって小田桐さんを讃えていたものを見ながら本当に素晴らしい時間だったと感じて更に感無量でしたね(*≧∀≦*)

アランは3月26~27日にもブルックナーの交響曲第7番等で指揮の予定ですが(^-^ゞこちらの演奏会で「都響の団員」として最後の演奏会になるのがヴィオラの南山華央倫さんとチェロの松岡陽平さんで、しかしながら俺は両日共に予定が入っているものがあって(ToT)例えば27日でも無理矢理移動をして入った予定の前に聴きに行こうかとも熟考したのですが、やはり物理的には無理で色々なものが中途半端になるので、伺えない流れになりましたが(ToT)小田桐さんもそうで南山さんも松岡さんも俺が信から尊敬している永久名誉指揮者のジャンフルネのサウンドを支え続けられて、その大功労者達が都響を退かれてゆくのは本当に寂しいですよね(ToT)小田桐さんも南山さんも松岡さんも都響の色々な演奏会やCDを数多く聴いているので、今回の「卒業」に際して本当に深く御礼を申し上げたい気持ちですねm(__)m

では長々と恐縮でしたが(ToT)このレビューをご覧下さりまして誠にありがとうございましたm(__)m今日においても色々な「健康」や「平和」が脅かられる日々ですが(ToT)ましてや日本でもご承知の通り先日3月16日に再度東北地方で地震があって更に脅かされる事柄になって、その地震の影響で電力の逼迫が起こりうる状況になるかもしれないですが、皆様におかれましても本当に充分にお気を付け下さればと思いますね。

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