東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団 第347回定期演奏会〈シューマン交響曲全曲演奏シリーズ1〉
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東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団 第347回定期演奏会〈シューマン交響曲全曲演奏シリーズ1〉

2021年12月9日(木)東京オペラシティコンサートホールにて開催、東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団 第347回定期演奏会〈シューマン交響曲全曲演奏シリーズ1〉の公演記録とレビュー/コメントのアーカイブページです。

公演日(初日) 2021年12月9日(木) 19時00分開演
会場 東京オペラシティコンサートホール
出演 指揮:飯守泰次郎
管弦楽:東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団
演目 シューマン:交響曲第1番 変ロ長調 作品38「春」
シューマン:交響曲第2番 ハ長調 作品61
参照サイト
東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団 オフィシャルサイト
www.cityphil.jp

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プロイセン

飯守泰次郎とシティフィルは高次元の演奏を実現できるコンビだと実感した夜になった。
飯守によるシューマンチクルスの第一弾として開催された演奏会、期待してオペラシティへ向かった。

前半は交響曲第一番。第一楽章から木管のまろやかな響きと歌う弦に感激。安定感のある重厚な響きを作り、かなりの盛り上がりとなった。

前半の興奮が冷めやらぬまま後半は交響曲第2番。1stVnの軽快な音形が気持ちよく聞こえてくる第一楽章から楽しい。緩徐楽章の落ち着いた音も見事。最終楽章のコーダで熱い盛り上がりを見せて終えた。

今日はとにかくヴァイオリンが安定しており、豊かな響きから細かいフレーズまで素敵であった。

大きな拍手に応えて総立ちのソロカーテンコールがあった。飯守は最初に出てきた時こそ顔色が悪く心配であったが、演奏を始めると立ったまま指揮し、引き締まった響きを聴かせた。楽章間で椅子に座ることはあっても、入退場はしっかりとした足取りでゆっくり歩いていた。

今夜は録音していた。CD化を切望すると共に、チクルス第二弾を心待ちにしたい。

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