東京交響楽団第466回定期演奏会
photo credit: Hiroyuki Tsuruno

東京交響楽団第466回定期演奏会

2000年1月30日(日)サントリーホールにて開催、東京交響楽団第466回定期演奏会の公演記録とレビュー/コメントのアーカイブページです。

公演日(初日) 2000年1月30日(日)  18時00分開演
会場 サントリーホール
出演 指揮:飯森範親
チェロ:アンリ・ドマルケット
管弦楽:東京交響楽団
演目 ドヴォルザーク:フス教徒序曲
ドヴォルザーク:チェロ協奏曲
ベルリオーズ:幻想交響曲  

この公演に行きましたか?

レビュー以外のコメントも大歓迎!緑のアイコンをクリックしてお寄せください➤
0
コメントをどうぞx

5 1 件の評価
この公演の評価
guest
レビューを投稿する前に確認してほしいことです

1 レビュー
古い順
新しい順 最高評価
コメント数
すべて表示
すぎだま🐔クラレビの中の人

一曲目のドボルザーク「フス教徒序曲」
これは自分は初聴き。序曲にしてはきんきらさは感じられなかったけど、「我が祖国」でも引用された聖歌が使われていて、雰囲気はスメタナ!でした。終曲の仕方が面白くて、元気になりました。

一曲目を聴いて、同行した方のコメント。
「好感が持てる演奏だね」
なるほど、確かに。きちんきちんと奏でている、って感じで◎です。二曲目に期待がかかります。

二曲目。同じくドボルザーク「チェロ協奏曲」。チェロ独奏は、アンリ・ドゥマルケット。自分は知りませんでした、彼の事は。
この曲はお気に入りで、入院以来何度聴いた事か。知人から貴重なモノラルCDを頂いたりしてまして、カラヤンのとともにCDケースに入れて通勤途中で聴いてるけど最近はちょっと出番がない状態。
それはチャイ5やチャイコン、幻想とかと比較してしまうと、やっぱドボルザークはスラブの田舎臭いべたべたな曲だし。

しかし。
もう大変、ってくらいアンリ・ドゥマルケットの音感はずば抜けてて、もう、もう、もうパーフェクト。特に二楽章は涙ものの出来で、うるうるしてました。とにかく、精一杯で真摯な演奏姿勢が超よろしい。
オケのほうも、ソリストの姿勢に影響されてか、うまさこの上なし。鳥肌と涙でぐちゃぐちゃにさせられた演奏でした。
拍手は止みやまず、これはもしかしたら歴史に残る名演奏だったかもしれない。

休憩後、三曲目。ベルリオーズ「幻想交響曲」
あああああああああ、です。大好きな一楽章二楽章もさることながら、圧巻は三楽章でした。
イングリッシュホルンと舞台袖のオーボエの掛け合いが、涙ものでした。中盤のすすり泣くような、それでいて高揚していく弦楽の調べが、また、涙ものでした。
静かな部分なので電車で聴くと聞こえないから、飛ばしてしまっていたので、予習が足りなくって、家で聴いているときもながら作業中のBGMと化して流していたのを悔やみます。
会場全体が緊張感であふれて、演奏者も聴衆も引きずり込まれていくのが肌で感じました。終楽章にかけてもその緊張感は持続し、絢爛たるフィナーレは、それこそ鳥肌びんびんで、思わず天を仰いでしまいました。

総括。
うまい。
まじめ。
アンリ・ドゥマルケットは期待大。
ごめんなさい、東京交響楽団。

カテゴリー

ジャンル

1
0
レビューを書いてみませんか?登録は不要です。x