仙台フィルハーモニー管弦楽団 第348回定期

仙台フィルハーモニー管弦楽団 第348回定期

2021年9月18日(土)仙台銀行ホールイズミティ21にて開催、仙台フィルハーモニー管弦楽団 第348回定期の公演記録とレビュー/コメントのアーカイブページです。

公演日(初日) 2021年9月18日(土) 15時00分開演
会場 仙台銀行ホールイズミティ21
出演 指揮:カーチュン・ウォン
ピアノ:上原彩子
管弦楽:仙台フィルハーモニー管弦楽団
演目 ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第2番 ハ短調 作品18
ラフマニノフ:交響曲第2番 ホ短調 作品27
参照サイト
1973年創立、仙台・宮城を拠点に活動するプロ・オーケストラ、仙台フィルハーモニー管弦楽団の公式サイトへようこそ!
www.sendaiphil.jp

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カーチュン・ウォン指揮/仙台フィル 第348回定期。
今回、仙台フィルを本拠地仙台の地で聴くという念願の想いがようやく実現した。一昨年辺りから注目し追いかけ続けている推しの指揮者 カーチュン・ウォンがタクトを執った。
今回の曲目はマエストロ カーチュンが得意とするオール・ラフマニノフプログラムである。

前半はソリストに上原彩子さんを迎えたピアノ協奏曲第2番。上原さんのダイナミックで粒立ちのはっきりした音色とロシア音楽への情熱を感じる熱演だった。途中、オケとピアノが飽和しかけた部分があったが崩壊することなくマエストロの導きによって軌道をしっかりと立て直し、堅実にまとめ上げた。

休憩を挟み、後半は同じくラフマニノフ:交響曲第2番。艶やかでロマンチックかつ重厚に聴かせて、デッドな響きのホールをクリアにまとめ上げた。カーチュンのレパートリーであり、しっかりとオケのサウンドを手中に収め見事に響かせた快演に聴き入り酔いしれた。自分の好きな交響曲を推しの指揮者で聴ける至福の時だった。

演奏以外にもプレトークではカーチュンの日本語が明らかに上達していて、チェロ首席奏者の三宅さんとの掛け合いも面白く拝聴した。また、事業部長の我妻さんの心温まる前説や、終演後の舞台上からの楽団員達のお見送り等、舞台と客席のアットホームな雰囲気に胸が熱くなった。

演奏会と合わせて前後には、仙台グルメも楽しむことができた。コロナが終息してもっと自由自在に移動ができる世の中になってほしいものである。

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