NHK交響楽団 第1936回定期 池袋Cプログラム
©公益財団法人 NHK交響楽団

NHK交響楽団 第1936回定期 池袋Cプログラム

2021年9月10日(金)東京芸術劇場にて開催、NHK交響楽団 第1936回定期 池袋Cプログラムの公演記録とレビュー/コメントのアーカイブページです。

公演日(初日) 2021年9月10日(金)  19時30分開演
会場 東京芸術劇場
出演 指揮:パーヴォ・ヤルヴィ
管弦楽:NHK交響楽団
演目 バルトーク:組曲「中国の不思議な役人」
バルトーク:管弦楽のための協奏曲

翌日も同プログラム  
参照サイト https://www.nhkso.or.jp/concert/20210910.html

この公演に行きましたか?

レビュー以外のコメントも大歓迎!緑のアイコンをクリックしてお寄せください➤
0
コメントをどうぞx

0 0 評価
この公演の評価
guest
レビューを投稿する前に確認してほしいことです

1 レビュー
古い順
新しい順 最高評価
コメント数
すべて表示
オイゲン(Eugen)

池袋におけるNHK交響楽団のC定期演奏会の幕開けとなったのは、首席指揮者最終年度に入ったパーヴォ・ヤルヴィによるバルトーク・プロである。本来であれば昨年度に演奏される予定だったものを1年スライドさせてさらにプログラムを絞って(ピアノ協奏曲第2番が漏れた)の開催。しかし、非常に密度の濃く、N響もこれでかえって各曲に力を注ぎやすくなったのか、始終飛ばしている印象であった。最初の《中国の不思議な役人》組曲からして、オケはパーヴォの要求にしっかりと応える。パーヴォがまるでオケを見えない糸で操っているようにも見えるような精度である。かつてのソヴィエトやアメリカのオケにも劣らない。続く《管弦楽のための協奏曲》もまたオケの各セクションが大活躍する好演であった。ブラスが両端楽章でパワーを発揮しているのは言わずもがな、打楽器も第2楽章をはじめ要所で難なくリズムを刻む。巧すぎ?と言ったら贅沢であろうか。一方で、第1楽章序奏や第3楽章の苦みを粘着室に歌い上げ淡白に陥らないのも素晴らしいところ。パーヴォとN響による最終シーズンの幕開けにふさわしい力演であった。なお、開演前には室内楽企画としてブラームスのクラリネット五重奏曲の第2楽章が演奏されたが、演奏会本編の「剛」とが対照的な「柔」の曲によるN響の名人芸の世界が繰り広げられ、心温まるひとときであった。

カテゴリー

ジャンル

1
0
レビューを書いてみませんか?登録は不要です。x