東京ニューシティ管弦楽団 第140回定期

東京ニューシティ管弦楽団 第140回定期

2021年8月21日(土)東京芸術劇場にて開催、東京ニューシティ管弦楽団 第140回定期の公演記録とレビュー/コメントのアーカイブページです。

公演日(初日) 2021年8月21日(土) 14時00分開演
会場 東京芸術劇場
出演 指揮:内藤彰
管弦楽:東京ニューシティ管弦楽団
演目 ワーグナー:楽劇「ニュルンベルクのマイスタージンガー」第1幕への前奏曲
ブルックナー:交響曲第9番 ニ短調(第4楽章:シャルラー校訂版・日本初演)
参照サイト
東京ニューシティ管弦楽団公式サイト。コンサートスケジュールやチケット購入、オーケストラの紹介など。2022年4月よりパシフィック フィルハーモニア東京へ改称いた…
www.tnco.or.jp

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この曲を聴いたことがあるだけの素人です。

「”3楽章で終わるのが当たり前”という常識が変わりますように」といったマエストロのコメントをよく表した演奏でした。開催すること自体とても意義のある演奏会だったと思います。

「3楽章で終わる」つもりでいると1楽章から無意識下に終末的観念のもとで聴いてしまうのではないでしょうか。
特に、浮世離れするような響きに満ちた3楽章、苦悩の末に浄化されるように終わる様は確かに得も言われぬ魅力があります。
絶筆という色眼鏡も働き、私もはじめは「これで終わりでいい、この先は無くてよいのだ。」という気持ちで聴いていました。

さて4楽章については誰も正解はわかりません。
しかし3楽章までとは打って変わって何かとてつもないエネルギーにあふれていることは素人でもわかります。
そんな中、今回の演奏は1楽章から既に「4楽章」の存在を匂わせる運びになっていたと感じました。
4楽章はブルックナーの世界を壊しているという言説も時折見かけますし、今回の演奏会の批評でも見ました。
そういう批評はナンセンスと思います。誰も正解はわからないのですから。
“ブルックナーの世界”を”壊している”って何でしょうか?それあなたの感想ですよね。

どんな補筆完成版であるにせよ、「4楽章ありきで組み立てられた演奏」の機会が広まることを切に願っています。
大変貴重な機会をありがとうございました。

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