チョン・ミョンフン指揮ローマ・サンタチェチーリア国立アカデミー管弦楽団《チョン・ミョンフン/チョン・キョンファ 夢の姉弟共演実現!》

2001年5月20日(日)札幌コンサートホールKitaraにて開催、チョン・ミョンフン指揮ローマ・サンタチェチーリア国立アカデミー管弦楽団《チョン・ミョンフン/チョン・キョンファ 夢の姉弟共演実現!》の公演記録とレビュー/コメントのアーカイブページです。

公演日(初日) 2001年5月20日(日)
会場 札幌コンサートホールKitara
出演 指揮:チョン・ミョンフン
ヴァイオリン:チョン・キョンファ
管弦楽:ローマ・サンタチェチーリア国立アカデミー管弦楽団
演目 ロッシーニ:歌劇「ウィリアム・テル」序曲
ブラームス:ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 作品77
ベートーヴェン:交響曲第7番 イ長調 作品92  

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すぎだま🐔クラレビの中の人

初Kitara。ウッディな作りのホールは雰囲気がいい。黒いシートが引き締めてるね。サントリーホールと同じ、ワインヤード形式で、大きさ的にはサントリーより大きいのかなぁ。二階左、ステージを斜め下に見る格好で、性にあったアングル。

まず、ロッシーニ。
恥ずかしながらこの曲、ひょうきん族のオープニングの曲のことだとばっかり思っていましたが、それは一部なのですね。いわゆる「スイス軍の行進」。
始まりはチェロの出番。ちょうど正面に聞こえるのでたいへんよかった。「嵐」「静けさ」と進んでいくうちに、
「しっかりと歌うオケだなぁ」
って感じました。さすがは歌の国イタリアオケ。歌劇もやってるからだろうね。
楽員みんなが立ち上がって拍手を受けるとき、チョンが、
「君たちは座って座って」
といった感じでチェロ以外のヴァイオリンや管楽器さんたちを座らせて、彼らに拍手を受けさせたシーンがあって、とても人間味を感じたのでした。

ブラコン。
いちいち感想を書いていたらページがいくらあっても足りないので、超簡単に。
すばらっしいいいいい。円熟!
伸ばしたり縮めたり揺れの大きい第一楽章は圧巻。びびびですよ。テクニックが巧み、というよりももう完全に曲が自分のものになっていて、楽器から歌声が聞こえてきそうでした。カデンツァのあとのコーダは、はかなくも至福に満ちていく、といった感涙もの。
ニ楽章はこれまた情感たっぷりで、終楽章は、コンマスやトップチェロにアイコンタクト、というより、
ほらいくわよ、どうだみたいな脅迫じみた表情で、
「私にあわせんのよーーー」
と、オケと一体となったアンサンブル。すばらしい。

もう、すばらしいすばらしいのオンパレードです。横浜公演の彼女は調子がいまいち?との書き込みが、クラシック系BBSにあったけど、今日はばっちしじゃない?ていうか、生を初めて聴いたわけだからわかんないか。でも、過去2回、生を聴いている同行者は、
今日が最高!
と吼えていました。アンコールに応えてくれて、バッハの無伴奏パルティータからサラバンドを。

休憩後、メインプロのベト7。
実は、すばらしい!、とは思えませんでした。
そりゃ、オケの技術とかは完璧だったけど、それだけ、って感じで。酷評になっちゃうけど、チョンはベートーヴェンは合っていないと思う。フィナーレがばーーんと終わっても、高揚感が沸いてこず、周りは大拍手で大受けしてたのに、自分は冷ややかだったな。なんだろう。
このくらいできて、当然、って感じ?
と同行者に囁いたら、その隣のおばさんが、きっ(っていうか、え?)とみたのが印象に残ったです。

マスカーニ/歌劇「カバレリア・ルスティカーナ」より間奏曲がアンコール。運命の力をやるもんだと思っていたのに、これは意表をつかれたけど、いやいや、これはグッド。さすが歌うたい!ってとこか。

余談だけど、会場でのアナウンスに感心。
携帯電話、アラーム付き時計の電源は切ってください、ってのは聞くけど、
「チラシ類の音はとても響きます。膝の上に置かず、演奏中はいすの下に置くか、かばんの中におしまいください」

演奏の途中でこれらを見る輩が結構いて目障りだしもちろん耳障り。膝の上にプログラムと一緒に置いておくと、落とすやつが必ずいて大変迷惑なのです。
リソグラフで刷った札幌用の簡易プログラムにはこんなことも。
「やむを得ず咳をされる場合は、ハンカチを当てるなど周りへのご配慮をお願いいたします」
当然のことなんだけどね。

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