日本フィルハーモニー交響楽団 第372回横浜定期演奏会
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日本フィルハーモニー交響楽団 第372回横浜定期演奏会

2021年11月18日(木)神奈川県民ホールにて開催、日本フィルハーモニー交響楽団 第372回横浜定期演奏会の公演記録とレビュー/コメントのアーカイブページです。

公演日(初日) 2021年11月18日(木) 19時00分開演
会場 神奈川県民ホール
出演 指揮:ピエタリ・インキネン
ヴァイオリン:扇谷泰朋
管弦楽:日本フィルハーモニー交響楽団
演目 ブラームス:悲劇的序曲 op.81
ヴィエニャフスキ:《ファウスト》による華麗なる幻想曲
ブラームス:交響曲第1番 ハ短調 op.68
参照サイト
演奏会「第372回横浜定期演奏会<秋季>(神奈川県民ホール) 」について、日程や会場、出演者、チケット購入方法、見どころ聴きどころをご紹介しています。
japanphil.or.jp

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らむーど

2021年11月18日 日本フィルハーモニー交響楽団 第372回横浜定期演奏会@神奈川県立県民ホール大ホール

皆様、ごきげんようm(__)m上記の演奏会に伺ってレビューを書かせてもらいます、らむーどと申しますm(__)m

今回の演奏会に伺おうとした動機は、これも本当にたまたまだったのですが、よさげな席が予約出来たからなのですね(^-^ゞ因みにその席は1階席後方だったのですが(^-^ゞやはり因みに会場の神奈川県民ホールには2回行っていていずれも神奈川フィルの演奏会でかつ2階席だったのですが(^-^ゞ神奈川県民ホール自体がかなり特殊な造りですが(^-^;今回の1階席後方(つまり大きな通路より後ろのエリアですね(^-^ゞ)は3階席の所がかぶっていて、先の2階席は申し訳程度に設けられている感じですが(^-^;音響の事は度返しして(^-^;先に書いたようによさげな席だというものだったので購入して伺ったものはありましたね(^-^ゞ

首席指揮者ピエタリインキネンの名前等は知っていたのですが(^-^ゞ演奏会を聴くのは実は今回が初めてだったのですが(^-^ゞ当日の演奏会がいわゆるパンデミック以降では初めて来日して指揮する演奏会だったようで、本当に貴重な機会を与えて下さって有難く思いましたが(*≧∀≦*)でもある意味では期待の度合いは強かったので少しでも嫌な演奏をして不快な気持ちにさせたら「お前が指揮をする音楽は陰気ねんσ( ̄∇ ̄;)」と突っ込んでやろうと思いましたが(^-^;実際に演奏を聴いてそのようなものは皆無で本当に最高で(*≧∀≦*)インキネンのクラシック通でいう所の「一般参賀」もあって見る事が出来たので本当に感無量ですね(*≧∀≦*)

演奏面では、これは俺の中でごく個人的に感じた事なのでご容赦下さればと思いますが(ToT)誤解を怖れずに書くと「外国人指揮者」特有の「肌触り」のようなものを感じて、勿論それは日本人の指揮者陣が劣っているという解釈ではないのでご了承願いたいですが(^-^;プログラム全体を通して凄く「華がある音」のように感じて(*≧∀≦*)それは以前に聴いた東響の音楽監督のジョナサンノット指揮の演奏会(特に横須賀)でも感じられて(*≧∀≦*)更に加えて書くと現在は日本フィルでも東響でも「外国人団員」がいますが、そのプレイヤー達もその「華がある音」に貢献している事もあるかとは感じましたね(*≧∀≦*)(但し都響やN響は現在の団員は全て日本人ですが、本当に外国オケ顔負けの音が出せるのも凄いですよね(゜ロ゜;)そしてその当日の「華がある音」に際して、当日のコンサートマスターは前半が田野倉雅秋君で(*≧∀≦*)後半が前半のヴィエニャフスキでソリストだったソロコンサートマスターの扇谷泰朋さんがトップで田野倉君はその横に座ってダブルコンサートマスター体勢でしたが(*≧∀≦*)その「華がある音」はよい意味で変わる事はなくて素晴らしかったですよね(*≧∀≦*)それからその後半のブラームスの交響曲第1番では第2楽章が終わって何人かが拍手をしていましたが(^-^ゞこの時に例えばこれは何度か演奏会に行って聴いた時に経験した事ですが、モーツァルトの有名な「アイネクライネナハトムジーク」の全楽章の演奏の際に第1楽章が終わって盛大な拍手をしたものを聴きましたが(^-^;普通は楽章間は拍手を入れないのが通例ですが(^-^;当日の交響曲第1番の第2楽章の演奏に余程感銘を受けたのか、先のように感じで拍手が起こる事は初めての経験でしたが(゜ロ゜;個人的には先のモーツァルトの件も含めてそのような拍手は全然嫌ではないですが(^-^ゞポピュラー音楽を演奏してきた者にとっては演奏中の拍手等は特にジャズ等は当たり前なので(^-^ゞ当日の楽章間の拍手のリスナー達の気持ちも分かるような気がしますね(*´ω`*)因みに第3楽章と第4楽章の間はアタッカで入ったので間を空けるものはなかったですがね(^-^ゞそして先に席の事について触れたと思いますが、俺の感覚がおかしかったら申し訳ないですが(ToT)音響においても1階席後方でも全く問題はないように感じましたね(^-^ゞ

表現面では、平たく書くと日本フィルのテーマである「人、音楽、自然」というものを感じましたね(*´ω`*)それらにおいて、前半が「人」と「音楽」。後半が「自然」の表現のように感じましたが(^-^ゞ先ず前半において、ある意味では2曲共「喜び」と「悲しみ」を同時に感じたのですが、それはどのような事かというと先ずは「地球で生きる」という事の全てが「対」になっているという事で、この時にこの事は最近富に学べた事なのですが(^-^ゞゴッホの言葉で「芸術は悲しみと苦しみから生まれる」というものがあるのですが、それが後半の「自然」という事にもつながってくるかと思ったのですが、それはなぜかというと先の「対」という事柄は「一方に偏る」と「元に戻ろうとする」という事が言えてやはり先のゴッホの言葉はその意味もあるのではないかと思ったからですね。更にその「自然」というものでは例えば俺達の体が「怪我」をした時に「怪我がない体に戻ろうとする働き」が先ずは「自然」に起ころうとする事が言えるからだと思いますが、要は「自然」は「風景」という意味だけではないという事だと感じて勉強になりましたね(*´ω`*)因みにネタバレは恐縮ですが(ToT)オケのアンコールでバッハのいわゆる「G線上のアリア」が演奏されてましたが(やはり因みに間違いがなければこの時だけインキネンは棒は持たないで指揮をしていましたね(^-^ゞ)この曲はオケの演奏会の場合だと誰かが亡くなった時にプログラム前に演奏される事が多くて「追悼する」という意味合いがあって、当日の演奏でもその意味合いは少しはあったかと思いますが、個人的にはその度合いよりも「(人、音楽、自然に)感謝する」という意味合いの方が強い気がしたのですね。この時にその表現をしたい理由としては誤解を怖れずに書くと「地球で生きる」という事はある意味では「悲しみは避けては通れない」かもしれないですよね。でもそれらの事柄に対して先ずは「感謝」をする事は出来るのではないかと思ったからですよね。やはり因みに俺が日本フィルの演奏会に行ったものの中の一つにはクラレビ様のフォームにも入っている2009年のサントリーホールでの沼尻竜典先生指揮のマーラーの交響曲第10番とRシュトラウスの「アルプス交響曲」のプログラムの演奏会で聴いた時もその日本フィルのテーマの表現があったと感じましたが(^-^ゞ今回程長文では書けないかもしれないですが(^-^;アクシデントがなければ後日にその演奏会のレビューも書きたく思いますのでよければご覧下さいね(^-^ゞ

ではこのレビューをご覧下さりまして誠にありがとうございましたm(__)mでも今もなお油断してはならない時だとも感じますが、今月(2021年11月)更に伺おうとする新日本フィルの定期演奏会も指揮の予定だったシャルルデュトワが新型コロナウイルスの感染の影響で来日が出来なくなったり、日本フィルでも来年(2022年)1月に指揮の予定だったダレルアンがやはり入国の規制上で来日が出来ずに代役で阪哲朗先生が指揮される予定になったりで、まだまだ色々と落ち着かない状況が続きますが、皆様におかれましては今後とも本当にお気を付け下さいね。でもその意味で今回のインキネンの来日が叶って演奏会がつつがなく開催された事には本当に深く御礼を申し上げまたくて記念に残る演奏会がまた一つ増えて感無量ですが(*≧∀≦*)言うなれば「in 記念」という感じですかね(^-^ゞお後が宜しいようでm(__)m

プロイセン

2年ぶりの来日となったインキネン。久しぶりの日フィルとの共演に期待して県民ホールへ足を運んだ。

悲劇的序曲から弦の鳴りは非常に充実しており、オケの気合いを感じる。
ヴィエニャフスキは扇谷のソロが明快で、技巧をみだりにひけらかすようなことはせず、節度あるものであった。
後半はブラームス交響曲第1番。2017年にも演奏しているが、今回は第1楽章提示部の繰り返しは実行せず、淡々と進めた。第2楽章の厳かな緊張感は最後まで持続し、第4楽章の高らかな響きへとつながった。

一般参賀あり。聴衆はインキネンの来日を喜んでいた。次の来日を期待する。

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