水星交響楽団第27回定期演奏会

水星交響楽団第27回定期演奏会

2000年12月16日(土)東京芸術劇場にて開催、水星交響楽団第27回定期演奏会の公演記録とレビュー/コメントのアーカイブページです。

公演日(初日) 2000年12月16日(土)
会場 東京芸術劇場
出演 指揮:斎藤栄一
ソプラノ:大沼美恵子
メゾ・ソプラノ:西川裕子
合唱:オルフ祝祭合唱団
管弦楽:水星交響楽団
演目 マーラー:交響曲第2番ハ短調「復活」

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すぎだま🐔クラレビの中の人

僅か2週間の俄仕込みでいざ本番となったのですが、それでもやっぱり、マーラー様若かりし日の力強さと、最終楽章って派手で好きだ。

水星交響楽団とは、一橋大学管弦楽団のOBが国立近辺で「酒を飲んだり練習したり」しているオケで、もう定期も27回目。復活は11年前の第8回定期で演奏したそうな。
過去の演奏会リストを見ると、ブラームス交響曲第2番、 ブラームス交響曲第4番、 ベートーヴェン交響曲第9番、マーラー交響曲第4番、ブラームス交響曲第3番、マーラー交響曲第2番「復活」、マーラー交響曲第5番、ホルスト組曲「惑星」、マーラー交響曲第3番、バルトーク管弦楽のための協奏曲,、ブラームス交響曲第1番、カール・オルフカルミナ・ブラーナ(劇場スタイル)、マーラー交響曲第6番「悲劇的」、R・シュトラウスアルプス交響曲、ラヴェル舞踊交響曲「ダフニスとクロエ」全曲、マーラー交響曲第7番「夜の歌」とまあすごい。ブルックナーはまだのよう。

ステージ上はぐっちゃりっといったくらいの混雑ぶり。合唱の前に陣取るトランペットさんやトロンボーンさんなんか、肩がくっ付いちゃってそう。ホルンさんは10人分の椅子があるし、打楽器さんは後方4分の一を占めてるし。全員で200人はいるし、客席側も会社関係者の方も多いのか、満席ではじまりました。

出だしのぞくぞくするような旋律から大音響でしたけど、やはり大迫力は通称「地獄落ち」。空気が震えるというのか、見えない塊が飛んでくるというのか。とにかくでかい!
第二楽章は同行者曰く、
「何をやりたいんだかよくわからない、落第点」
と言っていましたが、わたくし自身も予習不足。静かだし眠くなっちゃうし、電車内でCDで聴いても聞こえないし。
三楽章はまずまず。
四楽章から歌が入るわけですけど、歌いだしてはじめて気づいたのだけど、歌ものは初体験だった。第九もまだ未体験だし。
生声ってすごい。たった一人の声量なのに、ぶわーーっとステージから膨らみながら飛んできて、すすーーっと耳に入っていくんですね。感激です。

そして終楽章。ドラさん、ベルさん、叩き過ぎ。助走つけて打ちに行ってるって感じ。
それまでは舞台袖で、遠くから聞こえるファンファーレを奏でていた地味な部隊(バンダっていうそうだ)9人の管楽器さんもぞろぞろ出てきて、最後に合唱にオルガンも加わって、大盛り上がりで終わるんだけど、この曲素敵過ぎ。かっこよ過ぎです。

総括。これから年末には、第九より復活。大感激。

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